新型コロナウイルスの感染症の拡大は、世界中の生産ラインと物流を大きく混乱させました。
物流の一連の流れがスムーズに進まないと、欠品や余剰在庫、生産遅延、高コストなどの問題が発生する可能性があります。
食品・食品原料、医薬品・医療機器・医療雑貨等の取り扱いを主とする丸天物流グループでは、荷主であるお客様が変化する市場環境に対応し、長期的な企業の発展を確保できるように、サプライチェーンの持続可能性に取り組んでいます。
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災害に強い免震への取り組み
免震構造の倉庫を建設、予備電源も確保、災害に対応した安全のシステムを構築しています。3・11の東日本大震災の際には荷崩れした荷物は7ケースだったという実績があります。
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安心と安全の保管システム《安心スペース》
免震構造による災害対策はもちろん、ドックシェルターでの万全の防虫・防塵対策、外部からの不正侵入を防止するセキュリティの確保、その商品に適した温度管理など、私たちは安心の《スペース》を提供することによって物流の持続性を担保しています。
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コロナ等のパンデミック対策
受注センターでは作業部屋を2つに分けています。ひとつの部屋でコロナ感染者が出ても他の部屋で受注業務を継続できるようにすることによって、受注に支障をきたさないシステムを作りあげています。
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真面目で誠実なドライバーの育成
阪神大震災では、赤ちゃんのための粉ミルクをいの一番に医薬品卸に届けました。到着にあたってはセンターの方々から拍手で迎えられ、荷降ろしも手伝っていただきました。東日本大震災でも関東から新潟経由で、大阪から埼玉経由で給油して東北に救援物資を届けました。丸天物流グループのトラックドライバーは物資を運ぶことの重要性をよく理解しています。