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トピックス 2007年3月12日

テイコクメディックス(帝國製薬グループ)の物流業務を受託。

 丸天物流グループの一社である丸天運送は、2006年11月から医薬品メーカーであるテイコクメディックス(帝國製薬グループ 本社・東京都中央区)の「物流センター」(さいたま市)の管理・運営業務を全面的に受託した。
 丸天運送は関東地区で医薬品共同配送ネットワークを構築しているが、一昨年(2005年)に一括元請けによるアウトソーシングを進めた日本ケミファに続いてテイコクメディックスが加わることによって、医薬品配送の経済性と配送品質水準がさらに向上することになった。
  また、今回の業務受託は日経産業新聞(2007年3月2日)にも紹介された。

 〈日経産業新聞 2007年(平成19年)3月2日掲載記事より〉

テイコクメディックス 物流業務を外部委託
費用3割減 研究開発に投資

テイコクメディックス物流業務を外部委託

テイコクメディックスが物流業務を委託した丸天運送の春日部営業所
テイコクメディックスが
物流業務を委託した
丸天運送の春日部営業所

 後発医薬品メーカーのテイコクメディックス(さいたま市、石川弘道社長)は物流業務の外部委託を進める。業務を中堅陸運会社の丸天運送(東京・千代田、平岡英介社長)に委託、物流費を三割程度圧縮する。物流費を抑えて捻出(ねんしゅつ)した資金を研究開発投資などに振り向けて、競争が激しくなっている後発品市場での事業基盤を強化する。

 テイコクメデが自社で運営していた物流センター(さいたま市)の機能を丸天運送の春日部営業所(埼玉県春日部市)に移管した。これまでテイコクメデの物流拠点は埼玉県と富山県の二カ所に分かれていたが、業務委託を機に春日部に集約して集配効率を高める。
  後発薬は、使用を促進する制度改定や知名度向上などで市場が拡大している。テイコクメデが販売する品目数も増えており、自前の物流センターは手狭になっていた。
  丸天運送の試算によれば、テイコクメデが自社で手がけるよりも三割ほど物流費の圧縮が可能で、一年間に二千四百万円のコスト削減効果が見込めるという。
  医薬品は一つ一つの製品が小さく軽いため、一般的な製造業に比べて販管費に占める物流費の割合は大きくない。ただ、今後は競争力の強化に結びつく研究開発費や販促費などの積み増しを狙って、物流分野への投資を見直すメーカーが増えそうだ。
  テイコクメディックスは帝国製薬(香川県東かがわ市)グループで、皮膚疾患の領域に強みを持つ。二〇〇六年十二月期の売上高は百二十億円だった。売り上げの七割程度を後発薬が占め、新薬は三割弱となっている。


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