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トピックス 2006年10月11日

矢野経済研究所が、丸天物流グループの医薬品共同配送を紹介・出版。

  2006年9月、矢野経済研究所(本社・東京)は、『医療ビッグビジネスの展望と戦略 2006年版』を出版しましたが、この中に、丸天物流グループの医薬品共同保管・共同配送ネットワークが掲載されました。
 今後、医療関係はビックビジネスになっていくとの視点で多様に分析された著書の中で、丸天物流グループの医薬品物流ネットワークは高く評価されています。

 (弊社掲載記事抜粋)

大手食品メーカーの物流受託を主業とする中で薬系卸への配送を展開。03年には春日部に共配の新拠点開設。医療用医薬系3PLの実績増やす  丸天運送(株)

矢野経済研究所『医療ビッグビジネスの展望と戦略 2006年版』

 明治製菓、明治乳業関係の食品、
 菓子等の物流を基盤に拡大

 丸天運送(株)は、大正13年に創立した企業で、大東倉庫(株)、明治サービス(株)、(株)明治ロジテム、(株)アロなどとともに丸天物流グループを形成している。
 グループ資本金は1億6,000万円、従業員数約300名、支配車両数約250台の中堅物流会社に位置づけられる。
 丸天物流グループは、明治製菓、明治乳業といった大手食品メーカーの食品・菓子などの物流を受託することで事業を発展させてきた。その後、粉ミルクの納入などで薬系卸と接点をもつようになったことを契機に、医薬品分野物流への関与を深めた。
 1990年代後半から、宇津救命丸、イチジク製薬といった一般薬の物流業務を受託。2000年以降には、医療用医薬品の物流へ業容を拡大している。
 食品、一般薬分野等での物流管理の実績が評価され、2004年には中堅医療用医薬品企業の日本ケミファの戸田物流センターの業務を請け負うこととなった。

 医療用医薬品では日本ケミファほかジェネリック系企業の物流業務を受託

 丸天運送(株) 春日部拠点の概要
◆住  所 埼玉県春日部市浜川戸2-16
◆敷地面積 約1,750坪
◆延床面積 約3,000坪
◆トラックヤード 約450坪・20台同時積み込み可
◆外  観  4階、鉄骨・鉄筋コンクリート構造
◆エレベーター 垂直搬送機×2基 貨物×1基
◆移動ラック 倉庫2階部分(2,624パレット収容可)
◆情報システム 物流管理システム『MAPIOS』
無線LANシステム、
集中配車システム

 丸天物流グループ概要
  〔主なグループ企業〕
・丸天運送(株)
  ☆首都圏の輸送業務を担当
  創業:1924年   設立:1951年6月
・大東倉庫(株)
  ☆丸天運送グループの倉庫部門
  設立:1950年2月
・明治サービス(株)
  ☆乳製品販売及び西日本の物流業務を担当
  設立:1959年5月
・(株)明治ロジテム
  ☆明治製菓(株)の関西マザーセンターを核に
    西日本全域物流業務の元請を担当
  設立:1993年4月
・(株)アロ
  ☆物流コンサルティングを担当
  設立:2004年11月

本社所在地 : 東京都台東区台東2-7-2
TEL:03-5816-2556(丸天インフォメーション・センター)
主要取引先:イチジク製薬、宇津救命丸、川本産業、グリコ栄養食品、三洋薬品工業、玉川衛材、テイコクメディックス、東海澱粉、ニプロジェネファ、日本ケミファ、日本新薬、三菱化学物流、明治製菓、明治乳業 他 (50音順)

 食品、医薬品等の共同配送ネットワークは、同社グループビジネスの根幹をなすものである。

 003年5月には、医薬品関連を想定した延床面積約3,000坪の物流センターを埼玉県春日部市に建設。関東圏での物流管理、配送ネットワークをより強固なものとしている。
 日本ケミファの戸田物流センター機能も2005年より同新拠点に移管し、フルアウトソーシングの形となっている。
 同社グループでは、このほか、帝国製薬系のテイコクメディックス、ニプロ系のニプロジェネファなどのジェネリック医薬品企業の物流業務を相次いで受託、春日部拠点を医療用医薬品物流センターとして戦略的に活用しはじめている。
 また、2006年2月には大阪府茨木市に「西日本物流センター」(延床面積約1,260坪)を、同年6月には千葉県野田市に「野田センター」(延床面積約2,000坪)を稼動させており、春日部センターと合わせ、3拠点での医薬品・食品物流共同化推進の体制を築いている。

 物流アウトソーシングにも倉庫系母体と運送・配送系母体という2つの流れが認められる中で、同社グループは運送系に属する。倉庫運営に加え配送ネットワークを自前で構築できるのは、同社の大きな特長である。

 食品・医薬品の共同配送ネットワークをコア・コンピタンスにする同社は、倉庫管理を専門に行う会社に比べれば、コスト競争力等で勝ると想定される。
 医薬品の分野では従来、物流業務委託先の選択肢自体が少なかったが、同社のような運送系企業による3PLが出現すると、その範囲は大幅に広がってくる。

 同社は、コスト競争以外にも、総合的な物流管理の観点から 医薬関連物流アウトソーシング業界に新しい風を吹きこむ、要注目企業に数えられる。


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